JSME TC ロボティクス・メカトロニクス部門第1地区技術委員会

2004年度

ロボティクス・メカトロニクス部門第2地区技術委員会


技術委員会主催・共催行事予定(2004年度)



    平成16年度第2地区特別講演会
    主催 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門

    「遅延状態を部分的に帰還するカオス制御」


    • 日 時: 2005年3月18日(金) 14:00~15:00
    • 会 場: 東北大学大学院工学研究科 機械/知能 共同棟6階611 (仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01)
    • 交通案内:地図をご参照下さい。

    • プログラム:
      1. 14:00-15:00 「遅延状態を部分的に帰還するカオス制御」
        • 講 師  上田 哲史 先生 (徳島大学 高度情報化基盤センター)
        • 内 容
            遅延帰還制御法(delayed feedback control)がある.これは,カオス中に埋め込まれている不安定周期 軌道の周期性と,カオス自体のエルゴード性を巧みに用いた手法である.講演者らは,目標となる不安定周期軌道を時間的に短縮して制御に用いることを提案する.断続特性を含む力学系,ハイブリッドシステムにおいてその有効性を示す.


    • 参加費 :無料
    • 定員  :60名
    • 申込方法:下記問合せ先にE-MailまたはFAXにて
      「ロボメカ部門東北地区特別講演会参加申込」と題して,
      1. 氏名
      2. 会員資格(正員/准員/学生員/会員外)
      3. 勤務先(学校学部)
      4. 住所
      5. E-mailアドレス
      をご記入の上, 2008年10月23日 までにお申込下さい.
      申込み先: 東北大学大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻 玄 相昊
      FAX: 022-217-6969/6967 / E-mail: sangho(at)emura.mech.tohoku.ac.jp

    平成16年度第2地区特別講演会
    主催 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門

    「情報処理の力学的表現からロボット制御・知能の創発へ」


    • 日 時: 2005年3月9日(水) 16:00~17:30
    • 会 場: 弘前大学理工学部(弘前市文京町3番地)
           理工学部1号館第6講義室
    • 交通案内:

    • プログラム:
      1. 16:00~17:30 「情報処理の力学的表現からロボット制御・知能の創発へ」
        • 講 師  岡田 昌史 先生(東京工業大学大学院理工学研究科)
        • 内 容
          実世界における情報処理系の設計は人工知能の範疇として大きな成果を挙げてきた.これは最終的に最適化問題に帰着され,ある決まったタスクの実行という結果に留まっている.これは計算機のための情報処理がアルゴリズムで記述され,その設計が人間に委ねられるため,すなわち全ての状況を人間の知識に基づいて考え出す結果である.一方,生体内における情報処理ではカオスやアトラクタといった非線形力学現象が見られることが知られており,知能と力学系の密接な関係が指摘されている.本講演では,力学系による情報処理系を力学的情報処理と呼び,その設計法を紹介する.具体的には,N次元空間内の任意の閉曲線をアトラクタとする力学系の設計法を示し,これにロボットの運動パターンを記憶させる.また,力学的情報処理に基づいて,ロボットの運動をアトラクタとして生成させるためのコントローラ設計法を示す.ここでは,身体の力学と情報処理の力学の相互作用の結果として運動パターンが生成するものとなっている.さらに,運動データに基づいて記号を自己組織的に創発するシステムの設計に関して述べる.

    • 参加費 :無料
    • 定員  :60名
    • 申込方法:下記問合せ先にE-MailまたはFAXにて
      「ロボメカ部門東北地区特別講演会参加申込」と題して,
      1. 氏名
      2. 会員資格(正員/准員/学生員/会員外)
      3. 勤務先(学校学部)
      4. 住所
      5. E-mailアドレス
      をご記入の上, 2008年10月23日 までにお申込下さい.
      申込み先: 〒036-8561 青森県弘前市文京町3番地
      弘前大学理工学部知能機械システム工学科
      妻木 勇一 (Yuichi Tsumaki)
      Tel & Fax: 0172-39-3686
      E-mail: tsumaki(at)cc.hirosaki-u.ac.jp

    平成16年度第2地区特別講演会
    主催 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門

    「Research and Development of Robots in Korea and Samsung Electronics」


    • 日 時: 2005年2月21日(月)10:30~11:30
    • 会 場: 東北大学大学院工学研究科 機械/知能 共同棟6階611 (仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01)
    • 交通案内:地図をご参照下さい。

    • プログラム:
      1. 10:30~11:30 「Research and Development of Robots in Korea and Samsung Electronics」
        • 講 師  Dr. Sung, Hak-Kyung
          Vice President/Director, Institute of Intelligent System
          Mechatronics Center, Corporate Technology Operations
          SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD, KOREA
        • 内 容
            Recently, the intelligent robot (or some one calls the service robot or personal robot) has became a great issue in Korea and the other area of the world. Even many people say that it will make our life better and convenient, we know that too many obstacles are waiting until selling such an intelligent robot. In this talk, first, I would like to introduce the current R & D status in Korea, including the national project. Also the most important interest in the intelligent robot is the killer application to make an initial market. So, some results of the consumer research in the intelligent service robot in Korea and Japan will be introduced. We can find the similar trend between Korea and Japan. It shows that even the results do not give the exact definition of the killer application, at least it can give the direction of the research or commercialization. Secondly, I will talk about Samsung ans its activity in the robotics area. Finally, I would like to discuss the robot technology as a fusion technology or system technology, because it gives the different approach or direction in the R & D to make a market.

    • 参加費 :無料
    • 定員  :60名
    • 申込方法:下記問合せ先にE-MailまたはFAXにて
      「ロボメカ部門東北地区特別講演会参加申込」と題して,
      1. 氏名
      2. 会員資格(正員/准員/学生員/会員外)
      3. 勤務先(学校学部)
      4. 住所
      5. E-mailアドレス
      をご記入の上, 2008年10月23日 までにお申込下さい.
      申込み先: 東北大学大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻 王 志東
      FAX: 022-217-6916 / E-mail: wang(at)irs.mech.tohoku.ac.jp

    平成16年度第2地区特別講演会
    主催 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門

    「Control of skid steering vehicle, from theory to practice」


    • 日 時: 2005年2月15日(火)14:00~15:00
    • 会 場: 東北大学大学院工学研究科 機械系2号館203室 (仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01)
    • 交通案内:地図をご参照下さい。

    • プログラム:
      1. 14:00~15:00 「Control of skid steering vehicle, from theory to practice」
        • 講 師  Prof. Krzysztof R. Kozlowski
              Poznan University of Technology, Poland
              Institute of Control and Systems Engineering
          I got my Ph.D. From Poznan University of Technology in the field of
          control engineering in 1973. Currenty I have full professor position at
          Poznan University of Technology. I am interested in control of
          nonholonomic mobile robots and and other mechanical systems. I wrote about
          180 papers 5 books. I am AdCom member 2003-2004 and 2000-2002. I was BoG
          member from 2003-2004. I am associate edytor of IEEE Transactions on
          Control Systems Technology.
        • 内 容
            In my presentation I would like to discuss control of skid steering
          vehicle. In the first part nonholonomic and so called operational
          constarints are presented. Next kinematics, dynamics and drice systems are
          described. Control law is based on beckstepping concept and consists of
          three parts: kinematics, dynamics and drive system levels. Adaptive
          technique is proposed to estimate some unknown parameters of the robot.
          Proof based on Lyapunov principle is outlined. Next simulation results
          illustrate theoretical derivations. Finally experimental work is shown.
          Concluding remarks end the presentation.

    • 参加費 :無料
    • 定員  :60名
    • 申込方法:下記問合せ先にE-MailまたはFAXにて
      「ロボメカ部門東北地区特別講演会参加申込」と題して,
      1. 氏名
      2. 会員資格(正員/准員/学生員/会員外)
      3. 勤務先(学校学部)
      4. 住所
      5. E-mailアドレス
      をご記入の上, 2008年10月23日 までにお申込下さい.
      申込み先: 東北大学大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻 王 志東
      FAX: 022-217-6916 / E-mail: wang(at)irs.mech.tohoku.ac.jp

    平成16年度第2地区特別講演会
    主催 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門
    共催 21世紀COEプログラム流動ダイナミクス国際研究教育拠点


    「複数台の非同期型無人飛行機による協調作業 - 探査, 捜索, 救助 -」


    • 日 時: 2004年7月6日(火) 13:00~14:30
    • 会 場: 東北大学大学院工学研究科 機械/知能 共同棟6階-611 (仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01)
    • 交通案内:地図をご参照下さい。

    • プログラム:
      1. 13:00~14:00 「複数台の非同期型無人飛行機による協調作業 懿 探査, 捜索, 救助 懿」
        • 講 師  古川知成 (サウスウェールズ大学 機械生産工学科 ARC Centre of
          Excellence in Autonomous System, シドニー, オーストラリア)
        • 内 容
          "We are sinking fast. Position ten miles south of San Remo懼" (ウィンストンチャーチル号からの国際救助信号, 1959年4月) 嵐でボートが沈没する際の人命救助の緊急事態が、この救助信号から容易に推察されるかと思う。このような事態に遭難者が唯一できることは、救助ボートに乗り移り、嵐の中を漂流されながら救助隊が到着するのを待つだけである。捜索救助活動は、ヘリコプターなどの航空機を中心とした救助チームがいかに早く遭難者を、協調作業の下捜索し救助できるかにかかっている。現状の捜索救助活動の限界を考えれば、無人かつ非同型の航空機を利用することが、近い将来期待される。本講演では、複数台の非同型無人飛行機による協調作業について取り扱う。捜索救助での主な作業としては、探査(遭難地域の情報がない場合)、捜索(遭難場所に関する情報がある場合)、救助(捜索で一旦遭難者が発見された場合)などがある。まずそれぞれの作業について、インフォメーションフィルタや最適制御による定式化を説明する。次に、同センター(注)にて開発された無人飛行機について紹介し、最後に同じく同センターで開発されたシミュレータによるシミュレーション結果、及び無人飛行機を利用した実験について説明する。また、港湾での積荷運搬ロボット、掘削ロボット、採鉱ロボット、水中探査ロボット、農業ロボット、ロボカップなど同センターでのその他の研究プロジェクトについても紹介する。(注)ARC Centre of Excellence in Autonomous Systems   オーストラリア研究協議会により設立されたCOEセンター。教官20名、ポスドク20名、博士課程学生70名、技官及び職員10名、計約120名で組織。

    • 参加費 :無料
    • 定員  :60名
    • 申込方法:下記問合せ先にE-MailまたはFAXにて
      「ロボメカ部門東北地区特別講演会参加申込」と題して,
      1. 氏名
      2. 会員資格(正員/准員/学生員/会員外)
      3. 勤務先(学校学部)
      4. 住所
      5. E-mailアドレス
      をご記入の上, 2008年10月23日 までにお申込下さい.
      申込み先: 東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 吉田 和哉
      FAX: 022-217-6962 / E-mail: yoshida(at)astro.mech.tohoku.ac.jp

過去の行事

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