委員長: 芳賀 洋一 (東北大学), 副委員長: 平田 泰久 (東北大学), 幹事: 山口 光太 (東北大学)
(2017/02/5更新)
日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門 主催
講師: 入江 豪(NTTメディアインテリジェンス研究所)
参照画像集合の中から、クエリ画像に関連するものだけを探し出す問題を画像検索と呼ぶ。通常、画像特徴の類似度に基づく検索が行われるが、参照画像が大量にある場合、現実的な時間でこれを終えることが難しくなるため、特徴量子化による効率化が不可欠となる。本講演では、特徴量子化による画像検索の効率化について概説すると共に、我々の取り組みを応用事例を交え紹介したい。
講師: Edgar Simo-Serra (Junior Researcher, Waseda University)
This talk will cover the recent developments in computer graphics image processing from a practical point of view. A brief introduction of deep learning shall be given, followed by practical considerations and examples of real world usage. The talk will focus on two major applications: automatic colorization of black and white images, and simplification and vectorization of pen and pencil sketches.
日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門, 一般社団法人 次世代センサ協議会 東北支部 共催
講師: 荒田 純平(九州大学 大学院 工学研究院 准教授)
現在,“Soft Robotics”とも呼ばれる柔軟性を有するロボットが注目されている.本講演では,ばねのような柔軟要素を機械動力の伝達・変換に用いることで,フレームに機構的働きを持たせ,小型・軽量・シンプルな構造を実現するための柔軟機構開発について解説し,その応用の具体例として,医療ロボットに関する取り組みを紹介する.
講師: 新井 史人(名古屋大学 大学院工学研究科 教授)
医療の発展には,リアリティの高い手術トレーニングシステムが必要であるが,現在実用化されている生体モデルの多くは,生体の物理特性の再現が不十分であり,センサやアクチュエータといった機能デバイスを組み込んだものは少ない.本講演では,センサを統合し,モデルに生体類似の特性を持たせたセンサ統合型バイオニックシミュレータの現状と課題について述べる.
日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門, 計測自動制御学会SI部門ロボティクス部会 共催
講師: 辻田 哲平(防衛大学校システム工学群・准教授)
近年のロボット技術の発展に伴い、ロボットの活躍シーンは増えてきているが、完全にヒトの代わりになるロボットの実現はまだ遠い。本講演では、手術シミュレータの開発やヒューマノイドロボットの動作生成手法に関する研究を例に、微視的な組織の挙動から巨視的な運動に至るまで、ロボット工学をベースにヒトを模倣し、ヒトの代わりにする試みについて紹介する。
講師: 菅原 雄介(東京工業大学工学院 准教授)
本講演では,講演者が提案する新たな人間・機械システムのコンセプト 「人力ロボティクス」の展開について紹介する.これは,人間の運動による動力 を用いながらもシステムの出力を制御できる機構と制御系およびこのインテグレー ションによって実現される,知能化された人力機械,能動安全性を含む多機能性 と本質安全性を両立するロボットシステムのコンセプトである.
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山口光太 (第1地区委員会幹事) 〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01