委員長: 佐々木誠 (岩手大学)
副委員長: サラザル ホセ (東北大学)
幹事: 小山先生(岩手大学)
(2024/4/5更新)
趣 旨 近年,著しい進化を遂げているXR技術(VR,AR,MRの総称)は,我々の生活に広く浸透し,製造,医療,教育,防災,コミュニケーション,エンターテイメントなどの様々な分野で活用が始まっています.本講演会では,XR領域の最先端技術に触れることで,ロボットの進化,ならびに人間の豊かな生活実現について,参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います. 内 容
概要:高精度マーカは産総研が開発した平面型の画像計測ツールです.特殊レンズ部品の利用により,カメラ1台で従来型ARマーカの10倍以上高精度な6自由度計測が可能です.3次元計測,拡張現実,測位への応用のほか,今後のサービスロボットの安全・確実な制御,および普及を支える「ロボットフレンドリー化ツール」としての利用が期待されています.本講演では,高精度マーカ技術の詳細,ロボティクス分野での応用・実用例,および今後の展望について解説します.高精度マーカは,計測技術としてユニークでありつつ,既存のさまざまな認識・計測技術と相補的な関係で共存可能です.
~ サイバー空間とリアル空間を活用する新研究 概要:日常の対人コミュニケーションで重要な役割を担っている「非言語情報」のやりとりが,遠隔コミュニケーションを人間性豊かなものにするためにも不可欠である.最近注目されつつあるメタバース等,サイバー空間を活用する遠隔コミュニケーションシステムも,今後,さらなる利用拡大が期待されているが,そこでの人間性豊かなコミュニケーションを実現するためには,克服すべき課題は多い.本講演では,非言語情報の役割について概観し,それを適切に送受信することによる人間性豊かな遠隔コミュニケーションの未来について議論する.
参加費 無料
参加申込 申し込みは不要です.お気軽にお越しください.
問い合わせ先 岩手大学理工学部機械科学コース 佐々木誠/E-mail:makotosa (at) iwate-u.ac.jp